本学は、平成29(2017)年に愛知県が策定した「あいちオレンジタウン構想第１期アクションプラン」に基づき、愛知県とともに認知症に理解の深いまちづくりに「じぶんごと」として取り組む大学として、平成30(2018)年に「あいち認知症パートナー宣言」をし「あいち認知症パートナー大学」として登録されました。

現在「あいち認知症パートナー大学」の一員として、平成30(2018)年度から長久手市社会福祉協議会による長久手の認知症カフェ「喫茶オレンジ」の運営に協力しています。

令和6(2024)年度の活動実績

毎月の認知症カフェ開催前に運営会議を開催し、教員・職員が参加して長久手市および長久手市社会福祉協議会と意見交換を重ねながら、カフェの中のプログラムの充実や利用者を増やす取り組みなどを検討しました。
　認知症カフェを月1回（計12回）開催し、県大生ボランティア、延べ28名が意欲的に準備や交流に参加しました。参加者の多くは高齢者層であることから、孫世代である学生さんと接することができることを楽しみにしてくださっている参加者も多く見受けられました。
　認知症当事者を含む市民の方々との交流を楽しみ、認知症予防のための体操の見本動作を県大生が行うなど、場を盛り上げました。プログラム中のイベントの時間では、愛知県立大学弦楽部が演奏を披露する回もありました。
　また、当日運営とは別に広報スタッフを募り、長久手市認知症ケアパスの改定にかかる業務に参加し、当事者視点・家族視点を大切にしながら国の方向性や他市町の取り組み状況等の情報収集を行いながら、みやすく伝えていくための文章や表現の仕方、デザインなどを検討・意見交換しながら作成いたしました。

＊ボランティア活動に興味のある県大生は、以下問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。

●喫茶オレンジの様子●

その他の令和6(2024)年度の活動実績（あいち認知症パートナー大学関連）

〇2024年9月11日
　認知症サポーター養成講座をオンラインで開催いたしました

〇2024年12月4日
　「認知症セミナー　知る　気づく　認知症について知ろう！
　　　　　　　～すべての人が希望をもって暮らす共生社会のために～」
　　公開講座を実施致しました