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10/27(水)【Zoomのみ】世界展開する海外日本研究者に学ぶ 東アジアにおける知の伝播のあり方-漢籍の受容から考える-

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 古来、朝鮮、日本、中国、琉球など各地域は、漢字という共通の文字媒体を通して、漢籍を介して儒教・道教・仏教などの共通した思想基盤、文化基盤をベースにしながら、それを自分の栄養にして、それぞれの文化をさまざまな形に展開させ、開花させた。前近代の東アジアでは、漢字・漢籍などを通して知的体系を共有していたことはいうまでもないが、実は、漢籍そのものだけでなく、漢籍の注釈書も無視できない、大きな役割をはたしていたことに注目したい。つまり、古くから数多くの漢籍が日本列島に将来していたが、昔の人々は、ある書物を受容する際、そのまま原典を読むのでなく、なんらかの注釈書を媒体にして理解していたのだが、この受容のしかた、書籍伝播の媒体というものを念頭に入れて、文学作品、またはテキストを考えていくと、新たなものが見えてくるのではないかと思う。
 本発表では、中世前期のテキスト、沙石集、徒然草、天地霊覚秘書などを取り上げて、漢籍及びその注釈書が日本文学、思想、文化の形成に、いかに大きな役割を担っていたか確認しつつ、東アジアにおける知の伝播のあり方をも考えてみたい。

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参加費

無料

開催日

2021年10月27日(水)

講演時刻

14:00~17:00

場所

オンライン開催(Zoom)

講師曹 景惠氏(国立台湾大学 文学院日本語文学系所 副教授)
問い合わせ先

愛知県立大学 研究支援・地域連携課

電話 0561-76-8843(電話での申込みはできません)

メール renkei[at]bur.aichi-pu.ac.jp([at]を@に変えてお送りください)