地方自治体などとの連携
刈谷東高等学校教員と本学教員による共同イベントを開催します
愛知県立刈谷東高等学校の兵藤友彦教諭と、本学のプリエト ムニョス ベアトリス准教授が、共同イベント「若者はなぜ話しかけるのをためらうのか?~『リベラルアーツ国語』を素材として~」を2025年10月に開催します。
本イベントは、両教員が連携して取り組んでいる学校設定科目「リベラルアーツ国語」における授業実践や分析、視察の内容を紹介するものです。若い世代に共通する課題である「話しかけることへのためらい」に焦点を当て、その低減に向けた方策を探るとともに、多様な他者と協働する力を育む教育のあり方を地域全体の課題として考えていきます。
今後は、刈谷東高校にとどまらず、県内の他の高等学校にも赴いて成果を共有し、広く地域社会へと還元していくことを目指しています。
なお、このイベントは、愛知県立大学地域連携センターの「地域課題解決支援事業」として、兵藤友彦教諭(刈谷東高等学校)およびプリエト ムニョス ベアトリス准教授(本学)の申請が採択され、"MAPU※"という取り組みの一環として開催されるものです。
事業では、高校・大学の枠を超えた教育連携を通じて、若年層に共通する対人コミュニケーションの課題に焦点を当て、それを乗り越えるための授業設計や教育実践のあり方を探るとともに、県内の他校への授業提供や、外部機関との協働にも取り組んでいます。
※ MAPU(マップ) ... Meeting on A Problem-solving Unit 又はMake A Problem-solving Unit の略。 各団体の抱える課題を当事者に直接語っていただき,その課題を学内で共有しながら課題解決を図る取り組み。