〈「不安」から照らす「生」の諸相〉企画

ことば・こころ・肉体・・・

愛知県立大学地域連携センター主催事業

平成29年度学術講演会

演出家を招く

「不安ト生」 が

演出家　真壁　茂夫氏（劇団ＯＭ－２）をお招きして

開催されました。

＊企画概要

「不安」は、われわれの「生」の感覚を揺るがします。

それゆえ、「不安」に基づく表現を追求することは

同時に「生」の諸相をあぶりだすことになるだろうと考えます。

自身を取り巻く不安な事象を、人はどのように内面化し、相対化し、

また、乗りこえてゆこうとするのでしょう。

その際の表現行為は、人にどのような意味や力をもたらすのでしょうか。

このような視点から考察を重ねてきた愛知県立大学全5学部に在籍する

6名の教員によって構成された不安と生の研究会と

愛知県立大学地域連携センターの主催により

われわれ人間が根源的に抱えている〈不安な肉体〉を見つめ

その強度や表現のあり方を演劇というジャンルで世界に向けて問いかけている

演出家・真壁茂夫氏をお招きし、

われわれの不安と生、そして肉体という問題について

小作品「Paper song」の上演やお話を通して、

体で感じ、考えていただきました。