学術講演会
6/2(日)~7/4(木)<対面・オンライン>連続公開講座「県大アゲイン」
この講演は終了いたしました
愛知県立大学連続公開講座「県大アゲイン」は、卒業生のみなさまに旧交を温めていただくとともに、愛知県立大学を地域のみなさまにも広く知っていただく機会として、毎年開催しています。ぜひご参加ください。
テーマと講師
2024/6/2(日)10:30~12:00
第1回 靖国神社問題と日中関係
靖国神社が、1:天皇のために、2:戦争を遂行する神社として、3:軍人・軍属だけを祀る神社として存在していることを、特に沖縄に焦点を当てながら理解していくことで、外交問題になりがちな靖国問題についての理解を深めます。
講師:樋口 浩造 先生
在職:1995年10月~2024年3月(日本文化学部歴史文化学科)
2024/6/16(日)10:30~12:00
第2回 日本の外国語教育、第二言語教育の在り方を考える
~複言語使用社会に向けて
少子化による労働力人口の減少、日本語を母語としない住民あるいは外国にルーツを持つ住民層の拡大、教育の国際化などにより、日本は多言語多文化社会の時代を迎えています。しかしながら、多様な価値観や文化を理解し受容するために必要な言語教育は実践されてきているのでしょうか。本講座では日本における外国語教育及び第二言語教育の在り方を複言語使用社会の視点から考えます。
講師:桑村 昭 先生
在職:2011年10月~2024年3月(国際交流室・国際戦略室)
2024/7/4(木)10:30~12:00
第3回 戦後台湾・日本語使用禁止下における日本の文化アイデンティティの選択と再編
――ある台湾知識人・葉笛(1931-2006)の日本体験を通して
戦後の台湾では、日本の影響を脱却するために日本語の使用を禁止し、中国語を国語として、「脱日本化(=脱奴隷化)」「再中国化」の政策を推進しました。国籍、国語、法律、価値観、道徳が一変した台湾社会においては、日本時代からの台湾人は優秀な知識人でも中国語ができない「文盲」と言う立場へ転落していました。本講座では、葉笛という日本留学知識人を例に、台湾に日本文化の長所を如何に継承しようとしたかを概説します。
講師:工藤 貴正 先生
在職:2003年10月~2021年3月(外国語学部中国学科)
事前申し込み | 下記「申し込みをする」ボタンをクリックし、必要な情報を入力して送信してください。 |
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参加費 | 無料 |
開催日 | 第1回 2024年6月2日(日)10:30~12:00 【申込締切日:5/30(木)】 |
場所 | ■【対面会場】 (名古屋市中村区名駅4丁目4-38 ウインクあいち15階) 【アクセス】JR名古屋駅桜通口からミッドランドスクエア方面へ徒歩5分 ■ オンライン(先着300名) |
問い合わせ先 | 愛知県立大学 研究支援・地域連携課 電話 0561-76-8843(電話での申込みはできません) メール renkei[at]bur.aichi-pu.ac.jp([at]を@に変えてお送りください) |