教授

吉野 直人

ヨシノ ナオト

  • 看護学部
  • 看護学科

更新日:2025.05.16

HIV母子感染の臨床疫学研究

研究キーワード
HIV エイズ 母子感染 予防

研究シーズの内容

HIV母子感染根絶に向け、1)HIV母子感染根絶のための方法を検討し対策の策定・提言をすること、2)HIV感染妊婦およびその児の健康・発達を支援すること、3)HIV母子感染根絶のために将来のHIV感染妊婦を減らすことを目的として研究を行っています。
詳しくは<https://hivboshi.org/>をご覧ください。

研究者からのメッセージ

人類の歴史は感染症との戦いの歴史でもあります。20世紀だけでも3億人の死者を出した天然痘は根絶され、中世ヨーロッパで総人口の1/3〜1/4を死に至らしめたペストも抗生物質などの武器を人類は手にしました。新型コロナのパンデミックも過去のものになりつつありますが、将来新たな感染爆発は再び起こると予想されています。研究者は新たな敵に備へ、日々研究を行なっています。

専門分野

免疫学

授業の内容と特長

主に教養教育で健康生活学、看護学部で病因論の講義を担当しています。いずれも感染症や免疫に関する内容です。知識を身につけるのはもちろんのことですが、まず興味を持ち自分の生活に活かすことができるようにする講義を心がけています。

研究者になるきっかけは?

「世界初」の研究データを「世界で最初」に見ることができるのはその研究を行なった研究者だけです。そこに魅力を感じませんか?私はそれ故、研究者になりました。

研究内容を大学での教育や、地域・社会にどのように還元していますか?

感染症対策は日々進歩しています。もう「HIV感染=死に至る病」ではありません。
自他の最新の研究情報を大学教育や地域・社会に伝えていくことは感染症の拡大予防の第一歩になります。

学生や高校生にひとこと!

パンデミックを通して、明日が必ずしも今日の延長ではないことを経験したと思います。今を目一杯楽しんでください。

大学院で学びたい方にひとこと!

人生で極限まで1つのことに集中できるのは大学院時代かなと思います。是非、そんな大学院生活を経験してください。