准教授

矢野 順子

ヤノ ジュンコ

  • 外国語学部
  • 国際関係学科

更新日:2025.06.03

ラオス人ディアスポラの言論活動

研究キーワード
ラオス、ディアスポラ、ナショナリズム

研究シーズの内容

インドシナ半島の内陸国であるラオスについて研究しています。ラオスではフランスの植民地支配から独立した後も、1975年まで内戦が続きました。博士論文のテーマは内戦期ラオスの国民国家建設と言語ナショナリズムでした。現在は、内戦後に国外に流出したラオス人ディアスポラたちについて、彼/彼女らの言論活動に焦点をあて、研究しています。

研究者からのメッセージ

研究者を志して大学院に進学した際、先生から地域研究者はまず対象地域に「一目ぼれ」することが大切であるとの助言をいただきました。その後ラオスを訪れて無事に一目ぼれした私は、合計3年間のラオス留学を含め、20年以上もラオスの研究を続けています。研究者を目指さなくても、日本の外に自分が大好きな場所をみつけるのはかけがえのないことだと思います。若い皆さんには積極的に海外に出かけ、自分にとって「一目ぼれ」できる場所を見つけてほしいと思っています。

専門分野

ラオス地域研究

研究内容を大学での教育や、地域・社会にどのように還元していますか?

最新の研究内容を授業に取り入れたり、学会発表や論文投稿を通じて社会に広く還元していきたいと考えています。また、機会があれば地域の公開講座などでお話できればと思っています。