田中 里佳

主にがん患者の意思決定支援に関する研究を行っています。
がん患者だけでなく、病いをもった方は、治療法の選択、療養場所の選択等、病状により幾度となく選択を迫られます。
その方の価値観や今後の望む生き方等を考え、意思決定すること、本人が納得した選択ができることが重要であると思っています。少しでもより良い選択ができるためには、どのような看護が必要であるのか考えています。

意思決定支援は、どのような意思であってもご本人様が納得した上で選択できるように看護を行うことが重要だと考えています。
倫理的な問題も含んでいますので、研究を通して、少しでもご本人が納得できる意思決定、意思決定支援ができるよう貢献したいと考えています。

成人慢性期看護学

実習では、患者さんのために何が必要なのか、看護師として何ができるのかを学生が考えられるようにかかわっています。
患者さんに興味・関心を持つこと、患者さんを知ろうとすること、言葉にできない思いを汲み取ること等、実習を通して、患者さんの受け持ちを通して、看護にとって大事なことに気付いてもらい、学びを深めてもらっています。
看護が少しでも面白い、楽しいと思ってもらえるようにディスカッションする時間も大事にしています。