講師

三浦 康平

ミウラ コウヘイ

  • 看護学部
  • 看護学科

更新日:2025.04.01

運動・栄養が動脈硬化に与える影響の解明

研究キーワード
運動, 栄養, 動脈硬化, 血管内皮機能, 健康管理

研究シーズの内容

生活習慣病の中で, 心血管性疾患の発症や進展には動脈硬化が深く関わっています。そして, 動脈硬化発症の第一歩は, 血管内皮細胞の軽微な機能障害から生じます。つまり,動脈血管の内皮機能をいかに正常,あるいは, よりよい状態に保つかが, 心血管性疾患の予防において重要な鍵となります。この血管内皮機能の状態の良悪というのは, 一般的な生活習慣である運動や食事が強く影響しています。そこで, 運動・栄養が動脈硬化に与える影響の解明するために, 主に以下のテーマに関する研究に取り組んでます。

【研究テーマ】

  • 運動と食事が動脈血管内皮機能に与える相互作用
  • 概日リズムを考慮した血管内皮機能に対する運動の亜急性効果

研究者からのメッセージ

運動と食事は, 健康づくりにおいて根幹をなす要素であり, 両輪の関係にあります。これらの相互作用や生活リズムとの関係が健康の保持増進にどのような影響をもたらすのか, エビデンスを発信し, 地域に還元することで健康寿命の延伸に少しでも貢献できればと考えております。