小児慢性疾患患者の「生活力」支援
- 研究キーワード
- 小児慢性疾患、子どもと家族、生活力支援、成人移行期

研究シーズの内容
〈研究テーマ〉
小児慢性疾患を抱える子どもと家族を対象に、子どもの生活力や生活力育成プログラムに関する研究をしています。https://www.ibdnursing.jp/profile にも研究成果をお示ししていますのでご覧ください。
研究者からのメッセージ
小児期に発症した小児慢性疾患患者は、思春期に、「病気を持つ自分として思春期を過ごす」ことにも取り組みます。「病気と付き合いながら、どうやって過ごすか」、「病気を持ちながらの自分の将来はどうか」等の気持ちを持ち、過ごしているのではないかと思います。医療者にできる彼らの「生活力」を支援したいと考えて研究を行っています。支援に使用するツールを作成しました。(写真,豊かな生活をするノート,Happifullノート,小学生用、中学生以上用,科研費16K12159の助成で作成しました。)
専門分野
小児看護学、家族看護学
授業の内容と特長
小児の成長や発達を支援する看護支援について様々に考えられるように、授業を工夫し、皆さんが医療職になるのを応援しています。
研究者になるきっかけは?
自分や仲間が取り組んでいる看護実践を、研究で示そうと考えたことがきっかけです。
研究内容を大学での教育や、地域・社会にどのように還元していますか?
小児慢性疾患や難病を抱える子どもと家族への看護支援について考えられる授業を目指しています。地域や社会においては、炎症性腸疾患を抱える患者さんを支援するために、大阪の患者会や、名古屋の患者会の世話人として、お手伝いをしています。
学生や高校生にひとこと!
愛知県立大学の先輩方と、一緒に大学生活を楽しみましょう。
大学院で学びたい方にひとこと!
看護実践をみんなで共有しましょう。また、研究という手法を学び、あなたの看護をより深めていきましょう。