講師

高柳 瑞穂

タカヤナギ ミズホ

  • 教育福祉学部
  • 社会福祉学科

更新日:2025.04.01

ドイツの障害児者家族の支援の歴史

研究キーワード
社会福祉学, 障害者福祉論, 社会福祉史

研究シーズの内容

<研究論文の一部>

  • 単著「戦後ドイツにおけるインテグレーション概念及び実践の変遷:ドイツ知的障害育成会連盟レーベンスヒルフェの活動史を手がかりとして」『田園調布学園大学紀要』14 1-16 2020年3月.
  • 単著「ドイツ民間福祉頂上6団体の組織化前史 : 19世紀からヴァイマル共和国成立まで」『環境福祉学研究』 3(1) 7-19 2018.

<競争的資金の一部>

  • 分担「日本障害児教育の欧米依存からの脱却と自立のための欧米障害児教育の理論的歴史的総括」科学研究費 基盤研究(B) 2 015年4月 -2018年3月
  • 代表「ドイツ知的障害親の会レーベンスヒルフェの地域史研究:特殊教育との人的連続性」科学研究費 若手研究(B) 2012年4月 - 2017年3月

研究者からのメッセージ

家族はしばしば「当事者支援」の周縁に置かれがちですが、親固有のニーズやきょうだい固有のニーズは確実に存在し、「家族という当事者」であるとも言えます。家族やきょうだいがどのような思いや困難を抱えてきたかについて、当事者や専門職との協働や緊張関係にも焦点を当てながらドイツの歴史を研究することで、現代日本の諸問題を逆照射したいと考えています。