無頼派を中心とした昭和文学
- 研究キーワード
- 日本文学, 日本近代文学, 昭和文学, 石川淳, 太宰治

研究シーズの内容
- 石川淳や太宰治を中心とした昭和初期から戦時下の日本近代文学研究
- 虚構としての文学作品と現実の同時代社会の関連についての考察
- 〈不安〉から照らす〈生〉の諸相についての考察
主に昭和期の文学を中心として、虚構である文学作品と現実の社会との関連を考えており、文学作品が人間社会をどのように虚構面で支えているか、ということを研究テーマとしています。それはまた人間の〈生〉という根源的な局面に文学がどのように影響を与えるかという問題でもあると考えています。
写真上: 昭和初期の文芸雑誌『作品』
写真下: 文芸雑誌『文学界』創刊号(昭和8 年10 月) 目次
研究者からのメッセージ
昭和期の日本近代文学を専門としており、太宰治や石川淳といった作家に関しての講演や、文学研究から見た国語教科書についての講演などをこれまでにも行ってきており、こうした活動を通して地域に貢献できると考えています。また、本学において舞台演出家をお招きして「不安と生」をテーマにした学術講演会も企画しました。