教授

亀井 伸孝

カメイ ノブタカ

  • 外国語学部
  • 国際関係学科

更新日:2025.04.01

アフリカを中心とした異文化理解の研究と実践

研究キーワード
文化人類学, アフリカ地域研究, フィールドワーク, 子ども, 手話

研究シーズの内容

これまで、おもにフランス語圏の西・中部アフリカの九つの国ぐにで、狩猟採集社会の子どもと遊びの調査(写真上)、手話に関するフィールドワーク(現地調査) などを行ってきました。

大学では、異文化理解の基礎理論である文化人類学、アフリカ地域に関する講義などを担当するほか、フィールドワークの技法を学生たちと共有する社会調査実習に取り組んでいます。

多文化・多言語の共存という観点から、外国人や障害をもつ人たちを包摂する社会を目指すことに関心があり、研究テーマにするほか、大学では障害学生支援の業務にも取り組んできました。

【研究テーマ】狩猟採集社会の文化人類学的研究/ろう者と手話に関する人類学的研究/アフリカ子ども学/遊びの人類学 ほか

【教育上の取り組み】社会調査実習/映像制作実習/旅の写真展/食文化で学ぶアフリカ/バナナ料理教室(写真下) ほか

研究者からのメッセージ

「学問は、足で歩き、手を動かしながらするもの」という側面を大切にしています。学生たちにも、本やウェブの情報だけに頼るのではなく、現地を訪れ、自分の手で写真や動画を撮り、あるいは実際に料理を作りながら世界の食文化への理解を深めるなど、体験に基づいた学びを推奨しています。市民のみなさんにも、体験に基づいた異文化理解のスタイルを提案していければと願っています。

参考サイト: 「亀井伸孝の研究室」