初習外国語(ドイツ語) の教材開発
- 研究キーワード
- ドイツ語学, ドイツ語文法, ドイツ語教育

研究シーズの内容
私の主な研究分野は、①ドイツ語教育、②ドイツ語学、ドイツ語文法です。
①ドイツ語教育の分野では、動詞の人称変化、名詞の性、名詞の複数形など、初学者にとって覚えるのが困難な文法事項を整理して、本学外国語学部ドイツ語圏専攻の文法(1 年次) の教科書などに活かしています。その際、既習文法事項の知識を活かして、新しい文法事項を学習することに留意しています。
②ドイツ語学、ドイツ語文法の分野では、伝達価値と言語表現、テクストの構造、文の統語構造について考察しています。近年は、特に形容詞について、具体的には、形容詞とその目的語、特に前置詞格目的語の語順、述語形容詞を伴った結果構文、述語内容語的付加語などを研究しています。
研究者からのメッセージ
初学者にとって、分かりやすく、かつ内容的にも十分なドイツ語文法の教材開発を目指しています。その際、学習者が苦手な文法項目を自分で把握し、学習を進めていけるような、自律学習がキーワードになっています。