「通訳」を介した(異文化) コミュニケーション
- 研究キーワード
- 通訳学(コミュニティ通訳), 異文化コミュニケーション, 言語人類学, 言語イデオロギー, 談話分析

研究シーズの内容
通訳を介した(異文化) コミュニケーションがどのように行われるのか、そして、「通訳」という社会的営為は一般にどのように捉えられているのかに関心を抱いています。特に、法廷などのコミュニティにおける「通訳」に焦点をあてています。
共同研究:
文科省科研費基盤研究(c)「記者会見通訳データーを用いた日中・日西並行コーパスの構築と応用研究」(20K12563)研究分担者
厚労省科研費(エイズ対策政策研究事業) 「iTesting チャネルによるHIV検査体制の構築と確立のための研究」(22HB1001)外国語話者へのアウトリーチについて研究分担者
日本通訳翻訳学会での研究プロジェクト「日本におけるトランスレーション・ポリシー」、「通訳翻訳研究における会話・談話分析の展開」に参加
研究者からのメッセージ
「通訳(者)」と言えば、「透明」な存在と捉えられる傾向がありますが、実際には「透明」ではないコミュニケーションの参与者です。「通訳(者)」はコミュニケーションにおいてどのような役割を果たしているのか、一緒に考えませんか?特に、行政、医療、司法などのコミュニティ通訳が果たす役割について人々の「意識」と実際の通訳「実践」の間に解離があることを「意識化」できるような研究を目指しています。