精神看護学
- 研究キーワード
- 統合失調症, 孤独, 地域生活

研究シーズの内容
精神障害を抱える方、特に統合失調症をもつ方の生活が少しでも豊になるような関わりや支援を考えるため、統合失調症をもつ方の孤独を探求しています。
孤独は、ネガティブなイメージをもたれることが多く、実際、慢性疾患や喫煙と同レベルの健康被害をもたらすと言われています。一方で、プライベートな時間であり、社会の役割から解放され、自分自身について考える機会になり得るという考えもあります。
対人関係に悩まれている方が孤独のもつ良い側面をうまく利用することで、リカバリーにつながっていくのではないかと考えています。
研究者からのメッセージ
まだ経験は浅いですが、今後も当事者の方のお話を聞き、精神障害を抱えながら生活することへの思い等、より多くの方の声を社会に届けることで、少しでも貢献できればと思っています。