教授

宇都宮 みのり

ウツノミヤ ミノリ

  • 教育福祉学部
  • 社会福祉学科

更新日:2025.04.01

精神障害福祉史にみる受容と排除の論理構造

研究キーワード
精神病者監護法, 医療保護制度・事業史, 社会福祉事業史

研究シーズの内容

上記のテーマを達成するために、以下のような研究を進めています。主に近代日本を対象とする歴史研究です。

  1. 精神障害者関連法案審議過程にみる法改廃過程分析
  2. 慢性三疾病(精神疾患、ハンセン病、結核) の処遇史の比較分析
  3. 養生から健康への「健康観」の変化と「有疾観」の形成過程
  4. 衛生行政が果たした保護機能と統治・管理的機能
  5. 精神障害者関連法改正と社会的事件との因果関係
  6. 家族が果たした役割としての保護と社会防衛の二重拘束性
  7. 精神保健福祉専門職の保護機能と管理的機能
  8. 市民による精神保健福祉活動の歴史的展開とその意義
  9. 当事者の語りにみる当事者にとっての受容と排除の意味
  10. 医療保護制度・事業等に関する史資料の調査と保存

研究者からのメッセージ

*医療保護制度・事業、精神病院・療養所、ハンセン病問題、結核療養所・保養所等に関する史資料の保存、整理にご協力ください。