教授

三原 穂

ミハラ ミノル

  • 外国語学部
  • 英米学科

更新日:2025.04.01

18世紀英文学

研究キーワード
口承文化と文字文化, 18世紀のシェイクスピア, 学術編集

研究シーズの内容

研究テーマ( 専門的助言が可能なテーマ)

18世紀英文学、前ロマン主義、ロマン主義、文献書誌学、シェイクスピア関連の書誌学、トマス・パーシー、ジェイムズ・マクファーソン、エドモンド・マローン、18世紀のシェイクスピア受容、18世紀の好古学、編集に関わる研究、夏目漱石のオシアン詩翻訳、ショパンのスコットランド紀行など

共同研究希望テーマ

センティメンタリズム、偽作文学、人生に役立つ英文学作品の実用的活用(特に希望)

研究者からのメッセージ

編集や文献学に関心をもちながら18世紀英文学研究を行っております。文学的創造が、材料を集めた後、必要なものをつけ加えて、不要なものを削ぎ落して、材料どうしを結びつけたり、引き離したり、組み換えたりする編集行為であるとすれば、文学は編集と強く結びつくものであると言えるでしょう。編集研究から切り離された文学研究では、作品が生み出される前にみられた、そして印刷紙面の外で展開された、編集に関わる動きは研究の対象外にされてしまう傾向が強いように思われます。しかし、その前と外にこそ、文学の根本と直結する重要なものが存在するはずで、編集をキーワードにした研究によってこのことを明らかにすることができると確信しています。