科目区分専門教育科目(看護)対象学年(以上)2年
科目名称看護アセスメント論単位数1.00単位
講義題目個人の生理的・心理社会的健康に関するアセスメント曜日・時限木曜2限、木曜3限
担当教員西尾 亜理砂、佐藤 美紀、曽田 陽子、籠 玲子、佐々木 久美子、金澤 美緒開講時期2021年度前期
到達目標看護の対象である人々の健康状態を把握するために、科学的思考に基づいた看護理論を活用した看護アセスメントの視点と方法が理解できる。
授業概要ロイ適応モデルに基づきながら、生理的な健康/適応状態に関するアセスメントでは、栄養、排泄、酸素摂取、活動と休息、防衛、感覚、体液、電解質、酸・塩基平衡、神経機能、内分泌機能について学習し、心理社会的な健康/適応状態に関するアセスメントでは、個人の心理社会的側面のアセスメントについて学習する。
看護師として臨床経験のある教員が、看護の対象である人々の健康状態を把握し、看護アセスメントを行うための視点、方法を講義する。
授業計画第1回  栄養:行動と刺激のアセスメント(担当:西尾)
第2回  排泄:行動と刺激のアセスメント (西尾)
第3回  酸素摂取:行動のアセスメント(曽田)
第4回  酸素摂取:刺激のアセスメント(曽田)
第5回  活動と休息:活動の行動と刺激のアセスメント(佐藤)
第6回  活動と休息:休息の行動と刺激のアセスメント(金澤)
第7回  防衛:行動と刺激のアセスメント(籠)
第8回  感覚:行動と刺激のアセスメント(籠)
第9回  体液、電解質、酸・塩基平衡:行動と刺激のアセスメント(佐々木)
第10回  神経機能:行動と刺激のアセスメント(佐藤)
第11回  内分泌機能:行動と刺激のアセスメント(佐藤)
第12回  個人の自己概念様式:行動と刺激のアセスメント(曽田)
第13回  個人の役割機能様式:行動と刺激のアセスメント(曽田)
第14回  個人の相互依存様式:行動と刺激のアセスメント(曽田)
第15回  まとめ
定期試験
授業外学習<予習>各単元において既習の知識が必要となる。特に「看護倫理と理論」で学習した理論、「人体生理学」「人体組織学」「人体解剖学」「人体機能学」等を各単元のトピックにあわせて学習して授業に臨む。
<復習>各単元の「適応行動」と「非効果的行動」がどのように観察されるか、「影響因子(刺激)」がなぜ適応状態に影響するかを説明できるようにする。
履修上の注意この科目で学ぶことは「看護過程論」の学習に直結するので、 わからないことは積極的に質問する。
対象を生理的・心理社会的側面からアセスメントするためには、身体の構造や機能、病態、心理社会的な発達や適応に関する基礎的な知識の修得が前提となる。したがって、看護アセスメント論を学習するにあたり、既習科目の学習を振り返り、積極的に学ぶ姿勢で受講する。
成績評価の方法筆記試験(100%)により評価する。
教科書C.Roy,H,Andrews(松木光子監訳):ザ・ロイ適応看護モデル,医学書院 
三上れつ,小松万喜子編集:ヘルスアセスメント,南江堂
参考書授業中に紹介する。