科目区分 | 専門教育科目(看護) | 対象学年(以上) | 3年 |
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科目名称 | 周産期看護方法論 | 単位数 | 1.00単位 |
講義題目 | 褥婦・新生児の特性とケア | 曜日・時限 | 火曜3限 |
担当教員 | 三尾 亜喜代、鈴木 幸子、津田 佐貴子 | 開講時期 | 2020年度前期 |
到達目標 | 産褥期にある女性および新生児の特徴を理解し、母子を関連づけて、その援助に必要な知識・技術を学ぶ。 | ||
授業概要 | この授業は、看護師・助産師として臨床経験のある教員が、産褥期・新生児期に焦点をあてて、褥婦・新生児の身体的・心理社会的側面への影響や正常な経過をたどるための看護、および健康を逸脱した場合の看護について講義する。褥婦・新生児の看護について、事例を用いた看護過程の展開を演習をとおして学習し、対象の特徴および看護の理解を深める。 | ||
授業計画 | 第1回 産褥期の生殖器及び全身の変化 (担当:三尾) 第2回 産褥期の心理社会的変化と適応 (担当:三尾) 第3回 産褥期のアセスメントとケア (担当:三尾) 第4回 新生児の生理的特徴と発達 (担当:三尾) 第5回 新生児の子宮外生活適応・成長・発達のアセスメントとケア (担当:三尾) 第6回 母乳育児に関するアセスメントとケア (担当:鈴木) 第7回 帝王切開分娩、多胎・母子分離の褥婦の看護 (担当:鈴木) 第8回 母性看護学領域で使用する看護診断 (ウエルネス看護診断) (担当:三尾) 第9回 事例検討:母児のアセスメント(グループ討議) (担当:三尾) 第10回 事例検討:母児のアセスメント、看護診断の統合(グループ討議) (担当:三尾) 第11回 事例検討:母児に必要な看護計画の立案(グループ討議) (担当:三尾) 第12回 乳幼児虐待と育児支援 (担当:塩之谷) 第13回 看護過程:褥婦のアセスメント・看護計画発表 (グループ毎) (担当:三尾) 第14回 看護過程:新生児のアセスメント・看護計画発表(グループ毎) (担当:三尾) 第15回 まとめ 定期試験の説明 (担当:三尾・鈴木) 定期試験 | ||
授業外学習 | 指定した教科書の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。 2年次に学習した「母性看護方法論」「母性系疾病論」の内容を復習しておくこと。 事例検討については、提示された課題を各自で事前に学習し、グループ討議できるように検討内容や疑問点を明らかにしておくこと。 プレゼンテーションに向けて、グループでの準備も必要である。 | ||
履修上の注意 | 教科書と配布資料を用いて、妊娠期・分娩期・産褥期・新生児期を関連づけて授業を進める。この科目は、2年次に履修した「母性看護学概論」・「母性看護方法論」・「母性系疾病論」の授業内容を発展させた学習内容であるため、既習の学習内容を含めて自己学習を強化して臨むこと。また、後に続く「応用看護技術論(母性)」および4年次前期の母性看護学実習に必須の内容であるため、積極的に授業に参加すること。 外部講師の都合により講義日程を変更することがある。 | ||
成績評価の方法 | 筆記試験の成績(80%)、課題・プレゼンテーション・授業への参加度(20%)を総合的に評価する。 | ||
教科書 | 大平光子他編:看護学テキストNICE母性看護学Ⅱ マタニティサイクル、南江堂を使用する。 | ||
参考書 | 講義の中で適宜紹介する。 |